世界のマイナー言語おすすめはどれ?学ぶ意味はあるの?

(春花)
語学マニアの秋月春花です♪

世界に約7,000個近くあるといわれる言語。

このうち、英語や中国語、韓国語、フランス語など世界的に有名な言語は、私たち日本人の中にもたくさんの学習者がいますよね。

一方で、あまり世の中で一般的ではない、いわゆる「マイナー言語」に興味がある方もいらっしゃるかもしれません。

ひとくちにマイナー言語といっても、どれを学習するのがおすすめなのでしょうか。

また、マイナー言語を学ぶことにはどんな意味があるのかも気になるところ。

そこで、今回は以下の3点について解説します。

  • そもそもマイナー言語って何?
  • 世界のマイナー言語おすすめ12選
  • マイナー言語を学ぶ意味はあるの?

マイナー言語のおすすめが知りたい方や、マイナー言語を学ぶことに意味がないのではと感じている方は、ぜひ当記事をチェックしてみてくださいね!

そもそもマイナー言語って何?

そもそもマイナー言語とは一体何なのでしょうか。

母語や第二言語として話す人口が少ない言語のことを指すのが一般的なようですが、以下では私が自分なりに考えたことを説明しますね。

まず、「マイナー」とは一般的にあまり知られていないものに対して使う言葉で、反対語は「メジャー」です。

有名人の知名度なんかを表すときによく「メジャー」を使いますが、それをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

言語の場合も同じです。

たとえば英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語など。

これらは外国語と聞けば誰でもすぐに思い浮かべられますし、どんな言葉かなんとなくイメージできるのではないでしょうか。

日本も含めて世界的に知名度が高く、学習者も多いことから、これらはメジャーな言語といっていいでしょう。

一方で、ラオス語、ビルマ語、フィンランド語、チェコ語など、名称を聞いただけではすぐにイメージしにくいような外国語があります。

国名と言語名が一致するならまだいいけど、シンハラ語、スワヒリ語、アムハラ語など、もはやどこの国で話されているのかすらわからないようなものも・・・。

たとえ話者数が多かったとしても、これらのように「名称を聞いてもどんな言葉かイメージが湧かないもの」についてはマイナー言語に含まれると私自身は考えています。

世界のマイナー言語おすすめ12選

数ある世界のマイナー言語の中で、おすすめはどれなのでしょうか。

地域を以下の3つに分けて考えてみました。

  • アジア
  • アフリカ
  • ヨーロッパ

それぞれの地域別に解説していきますね。

アジア

まずは、アジアのマイナー言語からご紹介!

アジアは1つの国の中で様々な民族が暮らしている場合も多く、マイナー言語の宝庫といっていいでしょう。

今回ピックアップするのは、次の5つです。

アジアのマイナー言語5つ
  • クメール語
  • シンハラ語
  • ビルマ語
  • ヒンディー語
  • ラーオ語

アジアのマイナー言語はどれも文字が可愛かったり特徴的だったりで、実は私の好みにドンピシャ!

(春花)
なので、どれを選ぶかでとても苦労しました(笑)

では、1つずつ詳細を解説していきますね。

クメール語

1つ目にご紹介するアジアのマイナー言語は、クメール語(ភាសាខ្មែរ)。

カンボジアの全人口のうち約9割を占めるクメール人が主に使用する言語で、カンボジアでは国語・公用語です。

他、カンボジアの国境地域に住む人びとの中にも、クメール語を母語とする人びとが。

これらの人びとを合わせた約1,600万人が、2022年12月時点でのクメール語話者とされています。

クメール語は、クメール文字を使って表記される言語。

クメール文字は、「子音文字」、「脚(あし)文字」、「母音記号」、「独立体母音字(どくりつたいぼいんじ)」、「記号」、「数字」の6つを組み合わせて作られます。

たとえば、「ありがとう」をクメール文字で書くと「អរគុណ(オークン)」。

カジュアルな感じの「こんにちは」「どうも」なら「សួស្តី(スオ・スダイ)」。

カンボジアの正式名である「カンボジア王国」は、「ព្រះរាជាណាចក្រកម្ពុជា(プレアリアチアナーチャッカンプチア)」。

首都の「プノンペン」は「ភ្នំពេញ」と表記されます。

(春花)
クメール文字は難しそうだけど、見た目はとっても可愛いですよね!

カンボジアには世界遺産のアンコール・ワット(អង្គរវត្ត)がありますので、行く予定のある方はぜひクメール語も覚えてみてください。

シンハラ語

2つ目にご紹介するアジアのマイナー言語は、シンハラ語(සිංහල)。

まず出てくるのは、「どこの国の言葉!?」という疑問ではないでしょうか。

シンハラ語はスリランカで主に話されている言語で、同国の公用語です。

話者数は、2022年12月時点で1,500万人ほど。

渦巻きのような模様に見えるシンハラ文字を使って表記されるのが特徴です。

「ありがとう」をシンハラ文字で書いてみると、「ස්තුතියි(ストゥティー)」。

カジュアルな雰囲気の「おはよう」だと、「සුභ උදෑසනක්(スバ ウダーサナック)」。

スリランカの正式名称「スリランカ民主社会主義共和国」をシンハラ文字で書くと、「ශ්‍රී ලංකා ප්‍රජාතාන්ත්‍රික සමාජවාදී ජනරජය」となります。

首都の「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」は「ශ්‍රී ජයවර්ධනපුර කෝට්ටේ」。

なんだかもう全然文字に見えないのが正直なところですよね・・・。

でも、この特徴的な渦巻き文字を自分で書けるようになったら絶対楽しいはず!

ぜひ、あなたの語学学習リストに加えてみてください。

ビルマ語

3つ目にご紹介するアジアのマイナー言語は、ビルマ語(မြန်မာဘာသာစကား)。

ミャンマーの公用語で、他にもタイやラオス、バングラデシュなど、東南アジア各地で使用されている言語です。

2022年12月時点の話者数は、約4,200万人。

人数だけを見ると、先ほどご紹介した2つの言語よりも圧倒的に多いですよね。

しかし、日本国内で専門的にビルマ語を学べるのは一部の高等教育機関を除いてほとんどないことから、これは立派なマイナー言語といっていいでしょう。

ビルマ語は、特徴的な丸い形のビルマ文字を使って表記されます。

「ありがとう」は「ကျေးဇူးတင်ပါတယ်(チェーズーティンバーデー)」。

「おはよう/こんにちは/こんばんは」は、「မင်္ဂလာပါ(ミンガラーバー)」

ミャンマーの正式名称「ミャンマー連邦共和国」をビルマ文字で書くと「ပြည်ထောင်စု သမ္မတ မြန်မာနိုင်ငံတော်(ピーダウンズー・タマダー・ミャマー・ナインガンドー)」。

首都の「ネーピードー」は「နေပြည်တော်」です。

お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、ビルマ文字って視力検査の時に使うランドルト環に似てますよね!

(春花)
すごく可愛らしくて、学習するのが楽しく感じられるかもしれません。

ヒンディー語

4つ目にご紹介するアジアのマイナー言語は、ヒンディー語(हिंदीもしくはहिन्दी)。

ヒンディー語は主にインドの中部や北部で使用されている言語で、話者数は2022年12月時点で約4億9,000万人とされています。

これだけ話者数が多いと、もはやマイナー言語とは呼べないのではという声も聞こえてきそうですね。

しかし、ヒンディー語がどんな言語か、どんな文字を使って表記されるのか、すぐにイメージできる方は少ないのではないでしょうか。

ヒンディー語はデーヴァナーガリーという文字を使って表記される言語です。

一体どんな文字なのかというと、「ありがとう」は「धन्यवाद।(ダンニャワード)」もしくは「शुकृया(シュクリヤー)」。

「おはよう/こんにちは/こんばんは」で日本人にもっともよく知られているのは「नमस्ते।(ナマステ)」。

インドの正式名称「インド共和国」は「भारत गणराज्य」と表記され、首都の「ニューデリー」は「नई दिल्ली」です。

なんだか呪文みたいな文字でカッコイイですよね!

インドには「タージ・マハル(ताज महल)」や「エローラ石窟群(एलोरा)」など世界遺産もたくさんあります。

もし行く機会があるなら、ぜひヒンディー語を覚えて現地の人と挨拶してみましょう。

ラーオ語

5つ目にご紹介するアジアのマイナー言語は、ラーオ語(ພາສາລາວ)。

ラオ語、ラオス語とも呼ばれるもので、ラオスの公用語です。

話者数は2022年12月時点で約330万人。

ラーオ語はラーオ文字という独特の丸みを帯びた文字で表記されるのが特徴です。

たとえば、「ありがとう」は「ຂອບໃຈ(コプチャイ)」。

「こんにちは」は、「ສະບາຍດີ(サバイディー)」

ラオスの正式国名である「ラオス人民民主共和国」は「ສາທາລະນະລັດ ປະຊາທິປະໄຕ ປະຊາຊົນລາວ」。

首都の「ヴィエンチャン」は、「ວຽງຈັນ」と表記されます。

(春花)
この丸々とした形が可愛くて、今回ご紹介したアジアのマイナー言語の中で私はラーオ語が一番好きですね(笑)

ラオス人の中には穏やかで優しい人が多いですから、ぜひ勇気を出してラーオ語で話しかけてみましょう。

きっと笑顔で挨拶を返してもらえますよ。

アフリカ

続いて、アフリカのマイナー言語をご紹介。

アフリカもアジアと同様に数多くの民族・部族が暮らしているため、様々な言語が入り乱れています。

今回は、以下の3つのマイナー言語をピックアップ。

アフリカのマイナー言語3つ
  • アフリカーンス語
  • アムハラ語
  • スワヒリ語

1つずつ詳しく見ていきましょう。

アフリカーンス語

アフリカのマイナー言語で1つ目にご紹介するのは、アフリカーンス語(Afrikaans)。

主に南アフリカやナミビアで話されている言語で、このうち南アフリカでは公用語の1つとなっています。

2022年12月時点の話者数は、合計で約1,600万人。

アフリカーンス語はオランダ語を基礎として様々な言語が融合して出来上がったもので、語彙や文法に関しては英語の影響も強く受けているそうです。

さっそく、アフリカーンス語での表記をいくつか見ていきましょう。

「ありがとう」は、アフリカーンス語で「Dankie(ダンキ)」。

「こんにちは」は「Goeie dag(フーイエダフ)」。

「南アフリカ共和国」は「Republiek van Suid-Afrika」。

首都については、南アフリカの場合3つの都市に分かれています。

それぞれ、行政首都「プレトリア(Pretoria)」、立法首都「ケープタウン(Kaapstad)」、司法首都「ブルームフォンテーン(Bloemfontein)」。

英語を学習されたことのある方なら、アフリカーンス語のプレトリアとブルームフォンテーンの綴りが英語と同じであることに気付いたかもしれません。

アフリカーンス語は私たち日本人にとっても馴染み深いラテン文字で表記されるため、比較的勉強しやすい言語といえるのではないでしょうか。

アムハラ語

アフリカのマイナー言語で2つ目にご紹介するのは、アムハラ語(አማርኛ)。

この名称からは想像が付かないですが、アムハラ語はエチオピアの公用語の1つです。

2022年12月時点での話者数は2,100万人ほど。

ゲエズ文字と呼ばれる独特な文字を使用して表記されるのが大きな特徴です。

「ありがとう」をゲエズ文字で書いてみると、「አመሰግናለው(アムセグナッロフ)」。

「こんにちは」は「ጤና ይስጥልኝ(テナ イステリン)」。

エチオピアの正式名称「エチオピア連邦民主共和国」は「የኢትዮጵያ ፈደራላዊ ዲሞክራሲያዊ ሪፐብሊክ」、首都「アディスアベバ」は「አዲስ አበባ」と表記されます。

(春花)
古文書とかに出てきそうな文字がカッコイイですよね!

アムハラ語はなかなか日本人の中でも学習者は少ないかと思われます。

でも簡単な挨拶だけでもアムハラ語で交わすことができれば、きっと現地の人びとともより親しみやすくなるのではないでしょうか。

スワヒリ語

アフリカのマイナー言語で3つ目にご紹介するのは、スワヒリ語(Kiswahili)。

ケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダの4ヵ国で公用語となっている他、周辺諸国でも広く使われている言語です。

話者数は、スワヒリ語を第二言語として話す人も含めると約5,500万人(2022年12月時点)。

スワヒリ語はラテン文字で表記されるのと、発音は基本的にローマ字読みすればOK。

日本人でも勉強しやすい言語に入るのではないでしょうか。

そんなスワヒリ語での「ありがとう」は「Asante(アサンテ)」。

カジュアルな挨拶として使われる「こんにちは/やあ」は「Mambo(マンボ)」。

「ケニア共和国」は「Jamhuri ya Kenya」で、首都「ナイロビ」は「Nairobi」です。

ちなみに、私が一番好きなスワヒリ語は「pole pole(ポレポレ)」。

「ゆっくり」「のんびり」を意味する言葉です。

日常に忙殺されそうになった時は、ぜひあなたもこの「pole pole」を思い出してみてください。

ヨーロッパ

最後に、ヨーロッパのマイナー言語をご紹介。

ヨーロッパもまた様々なバックグラウンドを持つ人びとが1つの国の中で暮らしている場合が多く、使われている言語も数え上げればキリがありません。

今回は、以下の4つを厳選しました。

ヨーロッパのマイナー言語4つ
  • ギリシャ語
  • チェコ語
  • フィンランド語
  • ロシア語

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ギリシャ語

ヨーロッパのマイナー言語の1つ目は、ギリシャ語(Ελληνικά)。

ギリシャとキプロスで公用語となっている他、周辺国でも使われている言語です。

話者を合計すると、2022年12月時点で約1,200万人。

ギリシャ語はギリシャ文字で表記されますが、意外と私たち日本人の身近でも使われています。

「α(アルファ)」や「β(ベータ)」、「π(パイ)」など、学校の授業で習った覚えがきっとあるはず。

そんなギリシャ文字を使って「ありがとう」を書いてみると、「Ευχαριστώ(エフハリスト)」。

「こんにちは」は「ειά σας(ヤーサス)」。

「ギリシャ共和国」は「Ελληνική Δημοκρατία」で、首都「アテネ」は「Αθήνα」と表記されます。

(春花)
ギリシャ語は非常に歴史の長い言語!

世界史との関係も深いですから、歴史が好きな方はぜひギリシャ語にチャレンジしてみてください。

チェコ語

ヨーロッパのマイナー言語の2つ目は、チェコ語(čeština)。

チェコの公用語である他、オーストリアやドイツ、スロバキアなどの周辺諸国で使われている言語です。

合わせると、話者数はだいたい1,200万人ほど(2022年12月時点)。

チェコ語の表記体系はラテン文字ですが、実際はチェコ語アルファベットという独自のアルファベットを用いるのが特徴。

「こんにちは」は「Dobrý den(ドブリーデン)」と表記されます。

「ありがとう」なら、「Děkuji(デェクイ)」。

「チェコ共和国」は「Česká republika」で、首都の「プラハ」は「Praha」。

プラハは別名「百塔の街」と呼ばれており、世界各地から観光客が訪れる景勝地です。

ぜひ、あなたも簡単なチェコ語をマスターして、現地の人との会話を楽しみながら美しい街を歩いてみましょう。

フィンランド語

ヨーロッパのマイナー言語の3つ目は、フィンランド語(Suomen kieliもしくはSuomi)。

スオミ語やフィン語とも呼ばれる言語で、フィンランドの公用語です。

他、エストニアやノルウェーなどでも使われていますが、話者数は合計すると2022年12月時点で500万人と少なめ。

フィンランド語はフィンランド語アルファベットという独自のアルファベットを用いて表記されます。

早速「ありがとう」をフィンランド語で書いてみると、「Kiitos(キートス)」。

「こんにちは」は「Hyvää päivää(ヒュヴァー パイヴァー)」。

「フィンランド共和国」は「Suomen tasavalta」と表記され、首都「ヘルシンキ」は「Helsinki」です。

これだけでも英語と全然似ていないことがわかるので、外国語として勉強するにはちょっととっつきづらいなと感じるかもしれません。

(春花)
しかし、実はフィンランドは、日本人にも大人気の『ムーミン・シリーズ』を生み出したトーベ・ヤンソンの故郷!

ムーミン好きなあなたなら、ぜひフィンランド語で『ムーミン・シリーズ』にチャレンジしてみませんか?

ロシア語

ヨーロッパのマイナー言語の4つ目は、ロシア語(русский язык)。

ロシアをはじめ、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスなど、多くの国で公用語となっている言語です。

その話者数を合計すると、2022年12月時点で約1億8,000万人。

ロシア語を学習している日本人はまだまだ数としては多くないかと思われるので、今回マイナー言語として紹介することにしました。

私たち日本人の間でもっともよく知られているロシア語は、「ありがとう」を意味する「Спасибо(スパシーバ)」でしょう。

「こんにちは」は「Здравствуйте(ズドラーストヴィチェ)」。

「ロシア連邦」は「Российская Федерация」、首都の「モスクワ」は「Москва」です。

お気付きの通り、ロシア語は英語のようなラテン文字ではなく、キリル文字というロシア語独自のアルファベットを用いて表記されるのが大きな特徴。

見慣れない文字があったり、発音も巻き舌があったりで難しいですが、ロシアは遠いようで近い国です。

ぜひ、簡単な挨拶だけでも覚えて、コミュニケーションのきっかけを作ってみましょう。

マイナー言語を学ぶ意味はあるの?

マイナー言語を紹介してきましたが、これらを学ぶ意味はあるのでしょうか。

(春花)
結論から申し上げるなら、学ぶ意味はあります。

理由としては、その国の言語を知ることは、その国への理解そのものを深めることに繋がるから。

どの国にも、長い歴史とともに独自の文化や生活習慣が存在していますよね。

まずはそれぞれの国のそういったバックグラウンドを言語学習を通して知ることで、より現地への理解が深まるのではないかと私は考えています。

また、マイナー言語の良さは、その言語でコミュニケーションを取ることによって現地の人と打ち解けやすくなること。

私たち日本人に置き換えて考えてみるとわかりやすいでしょう。

英語でバーッと話しかけてくる外国人よりも、たとえカタコトであっても日本語で一生懸命話そうとしてくれる人のほうが、なんとなく好感が持てるのではないでしょうか。

これは海外でも同じ。

たとえ一言二言であっても、簡単な挨拶であったとしても、現地の言葉を使うことで相手が驚くと同時に喜んでくれることは、私自身が経験済みです。

そこから友情が芽生えたりすることもあるわけですから、マイナー言語の学習は現地の人びととの距離を縮めてくれるという点で非常に有効であることは間違いありません。

あなたにも、そんなマイナー言語の良さを知ってもらえたら嬉しいな。

まとめ

世界のマイナー言語のおすすめや、マイナー言語を学ぶ意味はあるのかどうかについて解説してきました。

マイナー言語は、「○○語」という名称を聞いただけではいまいちイメージしにくいような言語のことと私自身は解釈しています。

たとえ話者数が多かったとしても、一般的に「それってどんな言葉?」と考え込んでしまうようなら、それは立派なマイナー言語といっていいでしょう。

今回は、アジア、アフリカ、ヨーロッパの3つの地域に分けて、全部で12個のマイナー言語を紹介してきました。

アジアのマイナー言語5つ
  • クメール語
  • シンハラ語
  • ビルマ語
  • ヒンディー語
  • ラーオ語
アフリカのマイナー言語3つ
  • アフリカーンス語
  • アムハラ語
  • スワヒリ語
ヨーロッパのマイナー言語4つ
  • ギリシャ語
  • チェコ語
  • フィンランド語
  • ロシア語

お馴染みのラテン文字で表記される言語もあれば、とても文字とは思えないような、記号や暗号のように見える言語もあるのが面白いですよ!

どの言語も、決して「世界的に学習されている」とはいえないかもしれません。

しかし、いざ現地に行った時にほんの一言二言でもその国の言葉でコミュニケーションができたら、その地での滞在がもっと楽しくなることは間違いないでしょう。

もちろん、マイナー言語は今回ご紹介したものだけに留まりません。

いろいろチェックしてみて、もしあなたの興味が持てそうなものがあれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

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